私たちの会は今、会の現状を直視し、神の望みを探り、み旨の実現に向けての課題に全員で取り組んでいます。会が70周年を迎え再度、初心に立ち返る機会を与えられたことに感謝しています。この世界には私たちがどんなに努力をしても思考を重ねても実現不可能な事が多々あります。
それはさておき、先ず考えに浮かぶのは、会が創立されたのは「何のために?」ということでしょう。この「何のために?」は会の事柄に限らず、私たちが生きるうえで絶えず問いかける究極の問いではないでしょうか。一方、会は会員により成立します。会のメンバーは慈善活動のために呼ばれたのではありません。「何のために」それは「イエスの福音を世に伝えるために」これが答えとなるはずです。
私たちは少しの間さすらうためにこの世界に来ました。それは生涯をかけて神を探し求め、最終的には互いが神に目覚めるために集められました。それを考えると微力ながら私にも会に貢献できることがあるはずです。幸いなことに神は隠れてなどいらっしゃいません。日常の中に、会員との関係性の間でご自分を現わされます。
「天国はこの地上に広がっているがあなた方には見えない」、「探し求めなさい。そうすれば見つかる」と約束してくださっています。この偉業を私一人でするのではなく、神と共に成し遂げるのです。神が私の同伴者となり神の道を神に向かって歩くとは、これ以上に確かなことがあるでしょうか。
何か問題や困難な状況に出会った時私が帰る場所は「神の内で休らう」こと。そうすることで希望が再生し活力が回復し、再び神と一緒に神の道を歩み出すのです。すべては神のために・・・。間違っても私が神を脇に置いて一人で何もしませんように。生涯幸せな旅人でありたいと願っています。私は、会員たちと共に歩みながら、会を豊かに神へと近づけますように祈りながら。(K.I)
貴女の中の最良のものをこの世界に与えなさい。たとえそれが十分でなくても、気にすることなく最良のものをこの世界に与え続けなさい。
最後に振り返るとあなたにもわかるはず。
結局はすべて、あなたと内なる神との間のことなのです。
あなたと他の人の間のことであった事は、一度もなかったのです。
マザーテレサ(あなたの中の最良のものを)